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磨き合い
学校長 大川 光子
平成19年も、あと残すところわずかとなりました。この1年を振り返りますと、今までにないような、さまざまな偽装事件が多くあったり、子どもを巻き込んだ痛ましい事件・事故等もあり、人間が生きる上で、何が大切なのかを考える年でした。
子どもたちの未来を考えながら、豊かな人間性ということをもう一度考えてみました。
過去に提言されている中央教育審議会の答申を見直してみますと、子どもたちに必要とされる「生きる力」の核となる豊かな人間性とは、次の6つと示されておりました。
@ 美しいものや自然に感動する心などの柔らかい感性
A 正義感や公正さを重んじる心
B 生命を大切にし、人権を尊重する心など基本的な倫理観
C 他人を思いやる心や社会貢献の精神
D 自立心、自己抑制力、責任感
E 他者との共生や異質なものへの寛容
本校でも、これらに示されている感性、心、道徳的価値をよく踏まえながら、さまざまな教育活動を進めてまいりました。特に、先日、11月16日に行われました校内音楽会は、子ども達の持っている柔らかな感性を引き出し、お互いの演奏を聴き合い、感動を味わった場面でした。
音楽会のテーマ曲「ビリーブ」の歌声とともに、校内音楽会が開催されました。ご来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様にはご多用中にもかかわらず、約250名のご出席をいただき、子どもたちの演奏を聴いていただきました。
子ども達は、体育館びっしりのお客様の前で、緊張しながら、みんなで心を一つにして、日頃の成果を十分出し立派に演奏することができました。どの学年も、当日の演奏は最高のできばえだったと思います。私は、一週間位前から、各学年の演奏の様子を静かに見守ってきましたが、どの学年も、合わせる段階では、速さがそろわなかったり、音程が下がったり、様々な苦労をしておりました。しかし、教師も子どもも、曲をしあげることを最後まで諦めず、追求しておりました。
本番では、そのようなことを思い起こしながら、各学年の演奏を聴きましたが、子ども達の集中力により、それぞれの課題を解決し、堂々と音楽表現している姿には、心から感動致しました。保護者の皆様より、温かい拍手をたくさんいただき、長い時間ではありましたが、あっという間に過ぎたように思います。
この音楽会を通して、発達段階に応じて、仲間とともに頑張る力や美しいものを求めていこうとする柔らかな感性を引き出すことができたものと思っております。
ここ数日、保護者の皆様、地域の皆様より、感想が届いております。皆様より、素晴らしい音楽会であったとのお褒めの言葉をいただき、教師も、子どもも、大きな励みになっております。ありがとうございました。
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