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「地道な学習をコツコツと」
学校長 大川 光子
2月3日は「節分」です。各ご家庭においても、「福は内、鬼は外・・・」と言ってご家族の健康を願い、元気に豆まきをなさることと思います。給食の献立の中にも、節分を踏まえ、イワシのハンバーグが出ております。私の小さい頃は、節分には、ただ豆をまくだけではなく、家の入り口にイワシの頭を焼いたものとヒイラギの葉を束ねて、入口にさした家が多かったように覚えております。これは、鬼がイワシの焼いた匂いを嫌い、ヒイラギのトゲにさされることを嫌うという言い伝えによるものと祖母から聞いておりました。
いよいよ、この節分を境に、「立春」を迎えます。今年は寒い日が続いておりますが、教師も子どもも、春の光を楽しみに待っております。
さて、学校は、これから1年間のまとめの時期に入ります。
各学年、教師は一人一人の子どもの成長を見つめ、「わかるようになったこと」「できるようになったこと」を認めながら、自信を持たせ、定着を図ってまいります。
その一つをご紹介いたします。
昨年の11月後半からのことです。廊下を歩いていると、2年生の教室から、子ども達による「かけ算九九」の練習の声が聞こえてまいりました。きっと、思考する基礎的な学習が終わり、いよいよ定着を目指す場面になったのでしょう。意欲に満ちた、張りのある声で、5×3=15 5×4=20・・・上がり段、下り段にそって、練習をしておりました。日を追う毎に、リズムに乗って、どの子も力強く唱えられるようになってきましたので、私も、楽しみながら、耳をそばだてて聞いておりました。
12月後半になると、どの段も、自信に満ちた声に変わっており、各家庭においても、保護者の皆様のご支援をいただき、相当練習を行ったものと思っております。
1月に入ると、私にも聞かせてくれるようになりました。つぶらな瞳で、一生懸命九九を唱え、「できた!」という喜びの顔を見るにつけ、私も、子どもと一緒に達成したことへの感動を味わいました。
柔軟な思考をするこの時期に、地道な学習をコツコツと積み上げ、学校でも、また、家庭でも、協力し合いながら、努力することは素晴らしいことだと実感しております。
12月から、1月にかけて、どの学年も、書初めに取り組みました。現在、各学年の廊下には子ども達の力作が掲示されております。
来校の折には、お子様を含め、各学年の作品を見ていただけると大変嬉しく思います。
子どもは、どんな小さな進歩でも、認めていただくと意欲につながります。学校、家庭とともに、温かい気持ちで、応援していきたいものです。
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