7月号)
平成20年7月1日 所沢市立荒幡小学校
学校教育目標
 ・進んで学ぶ人になろう   ・心豊かな人になろう   ・健康な人になろう

まあまあだな・・・という実感を

学校長 大川 光子

蒸し暑い日が毎日続いておりますが、まもなく、子ども達の楽しみにしている夏休みがやってきます。どの学年も、暑さに負けずに、頑張っております。

 

 さて、去る、6月7日(土)、本校では年に一度の土曜参観を実施致しました。
 
当日は1,2校時を公開し、3,4校時は体育館にて、教育講演会を開催しました。多くの保護者の皆様のご出席をいただき、誠に有り難うございました。講演会の一部ですが、多くの示唆をいただきましたので、ご紹介致します。演題は「子どもがやる気を示すとき、伸びるとき」です。講師は、田部真一先生です。田部先生はこの3月まで、所沢市立松井小学校の校長先生としてご活躍なさいましたが、実は、本校7代目の校長先生でもありました。
 先生は、これまでの教師としての豊かな経験
と造詣の深い心理学の面から、育てる側の姿勢について、具体的なお話をしてくださいました。 

(1)子どもを育てるときのキーワード
     待つ……心を。
       繰り返し……語りかける心を。
     タイムリー……を見逃さない目を。
     まあまあだな……という実感を持たせられるように。

(2)やる気のベースになるもの

  子どもが失敗をした時は、一緒に悩み、一緒に寄り添ってやることが大切である。そし て、その中で、お父さんお母さんは自分の味方であるという実感を持たせることである。 言葉が出ないときは握手でもよし、よしという言葉がけでも良い。そして、日頃より、子 どもの顔つきをよく見て、心の状態を見ることが、親として、とても大切なことである。

(3)発達過程を踏まえながら、伸ばすとき

  子どもの成長過程に於いて、素直に、「うん」という心が育つピークは小学校2年生頃 であり、その後は下降線になる。また、自分から、何かしたいという心は中学1年生から 、高校生の時が一番強く、高校3年生位まで続く。その2つの心の成長線を重ねると、
 「うん」という心の成長と自分で何かしたいという心の成長が重なる時期がある。交差は 6年生位であり、自分から、何かしたいという気持ちの高まりや、悩み等が出てくる時期 である。そこで、「うん」という心がより発達する時期には教えるべきことをしっかり教 え、褒めて育てる。また、悩みを持つ時期には、常に聞いてあげながら味方だよと、共  有してあげることが大切である。

 学校も、家庭も、この示唆を大切にしながら、これから、いろいろな場面で、自分はまあまあだな…という実感を持たせられるように心がけていきたいものです。

           

 

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作成:情報教育部@荒幡小学校