ダムの種類

重力ダム
 ダム自体の重みで貯めた水の圧力を支えるもので、日本では最も一般的な形式のものです。

アーチダム
 貯めた水の圧力を両側の岩盤で支えるようにアーチ型に築いたものです。
 ダムの厚さが薄くてすむため、材料費を軽くできます。  川の両岸が狭く、岩盤が丈夫な所に適しています。

ロックフィルダム
 岩石や砂利を積み上げ、水もれを防ぐためにダムの内部や上流面を、水を通さない材料で築いたダムです。
 ダム建設のための材料の運搬が大変なので、岩石が近くにある場所に適しています。

アースダム
 粘土や土などの土質材料や砂れき材料で造られるダムです。
 あまり高くはできませんが、軟弱な地盤の所でも建設できる利点があります。