話じょうずは聞きじょうず

 ◆ 友だちの気持ちを想像しよう

学校でも公園でも、よく聞くことがなかよしのコツです。

自分が使いたい時は、友だちも使いたい時です。

「使う?」「うん!」 こんないつものやりとりがインターネットでも役に立ちます。

 ◆ 掲示板やチャットでも、相手の意見や気持ちを

    よく確かめてから自分の考えを入力しよう。

自分のことばかり掲示板に入力していると、だんだん返事が返ってこなくなります。
言い返してばかりいないで

「心配してくれているのかな?」ちょっと考えましょう。


 

「コンピュータの向こうには人がいる。」

という言葉がそのままあてはまる内容です。

「話し上手は聞き上手」

という言葉のとおり

インターネットでも、わかって欲しければ、まず相手の話をじっくり受け入れることです。

これは日常の生活と何一つ変わりはありません。

自分のことばかり言っていたり、相手の思いやりや気づかいに反発したり

人は様々な場面でコミュニケーションに関わる失敗をする。

そうした失敗から学んだ先人たちの知恵である

「情けは人のためならず」など

公園のブランコや学校でのボール遊びなど、相手の気持ちをくんで

仲間に入れてあげたり譲ってあげるなど子どもの世界では日常的なことです。

コンピュータやインターネットであってもまったく同じです。

ご家庭でも情報モラル育成と構えずに、

子どもの世界にあてはめて諭すことができるのではないでしょうか。