話じょうずは聞きじょうず

 ◆ 話すタイプは人それぞれです。

じっくり考える人、すぐに返事をする人。それは長所ですし、短所です。

時には待ってあげることも大切です。

 ◆ コンピュータは速さが自慢。でもその向こうには人がいます。

どんなにコンピュータの反応が速くても、返事を考えるのは人間です。

自分のペースだけで夢中にならないようにしましょう。

 ゲーム機やコンピュータは指示したとおりに動きますが、

それよりも、たくさんのことを相手の人は考えているのです。 

 

「自分がして欲しいことを、相手にしてあげなさい。」

特別にインターネットだからと構える必要はないほど、

日ごろ子どもに伝えている親の一言ではないでしょうか。

運動会の競争なのに、手間取っている友だちを

「待ってあげている。」小学校低学年の

ほほえましい光景をみることがあります。

年齢が上がるにつれて目的が明確になり、こうした光景は無くなりますが、

かわりに、自分のペースを相手に合わせてあげるという

より高い次元の心と態度が育っています。

そうした光景を、ご家庭の中で見つけて認めて行くことにより、

インターネットでも円滑にコミュニケーションを図っていくことができるように

なるのではないかと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

コンピュータやインターネットであってもまったく同じです。

ご家庭でも情報モラル育成と構えずに、

子どもの世界にあてはめて諭すことができるのではないでしょうか。