そんなつもりはなかったんだ

 

 ◆ イニシャルだからと安心していませんか。

日記は秘密にしたいけど、誰かに読んで欲しい。

そんな反対の気持ちを、手軽にかなえてくれるブログは

「イニシャル」だからと安心して、書きすぎてしまう人がいます。

「わからないから」ということは、好き勝手でいいというものではありません。

 ◆ 秘密はちょっとしたことで明るみにでます。

日記やブログに「秘密」を書いたしまった後で、

「誰かに教えたい。」という気持ちで一杯になったことはありませんか。

「親友だから、そっと見てね。」

それがきっかけで、クラスのみんなに知られてしまい

本当に困ったことはありませんか。

本来、日記は個人のものであり、人に見せるものではありません。

それでいながら、家族どころかインターネットで公開する日記がブログです。

自分の名前は秘密にしておきたい。でも、自分の思いは誰かに知って欲しい。

この反対の気持ちを手軽に実現できるメディアとして、ブログは爆発的に広がりました。

勢い余って友だちの失敗や悪口を報告してしまう。

イニシャルだからと安心して、かなり具体的なことまで書いてしまう。

明確な相手もないのに、「報告します。」 こんな語り口が似合うのがブログです。

「そんなつもりじゃなかったのに」と、子どもが後悔する前に、

子どもの作っているブログやホームページを家族が見てあげることも必要です。

こうした親の姿勢が、子どもの発信側に立つ時の心がまえを育てることになります。