今から300年ほど前の江

戸時代には1軒(けん)の家

もなく雑木林(ぞうきばや

し)やススキ、かやが生い茂

(おいしげ)るあれ野でし

た。

  武蔵野台地 (むさしのだい

ち)は関東ローム層(そう)

という火山灰(かざんばい)

の赤土がつもり、栄養分(え

いようぶん)が少ないやせた

土地でした。

  川から遠くはなれ、飲み水

を手に入れることがむずかし

かったため、開発がおくれま

した。