所沢市立美原小学校

<地名の由来>

<美原の地と美原小学校について>

 

 明治44年,日本初の飛行場『所沢飛行場』ができました。ここから,日本の飛行機の歴史が本格的に始まりました。空への夢をもった人たちも多く集まっていました。美原小学校はその跡地に建っています。

 第2次世界大戦後,多くの人々がこの地を開拓し,街がつくられてきました。しばらくは,雨が降ると砂川堀からあふれた水が街を覆い,池のようになり大変な苦労があったとのことです。しかし,その都度地域の人々が船を出したり,道路や水の流れとよくするためにいろいろな努力をしたりしながら今日に至りました。

 この地域はもとは,『倶美原(ともみがはら)』という名前で呼ばれていました。『倶』は,『ともに,いっしょに,つれだつ』等の意味があります。つまり,『みんなが仲良く協力し合って,この土地を美しい土地にしよう。』という願いが込められた名前でした。

 その後,語呂をよくして『美原』という名前になったとのことです。そして,昭和50年にこの地に小・中学校ができたので,この美しい響きを生かし『美原小学校』という名前が付きました。

 『美原小学校』 この名前には,苦労してこの地を拓かれた多くの人々の夢や願いなどが込められています。

 




<校   章>

  日本の航空史上記念すべき土地柄を表すとともに,未来に大きく羽ばたく鳳を象徴し,小学生の夢を図案化しました。カタカナの『ミハラ』と『小』を組み合わせてあります。



<美原山>

 

   改修後の美原山。以前はトンネルがありましたが,安全上の問題でトンネルをふさぎました。後ろに見えるドーム状の建物は,所沢市民体育館です。2004年に開催された『彩の国まごごろ国体』の男女9人制のバレーボール大会会場でした。