目的
 所沢市では、放課後の子どもたちの安全・安心な居場所づくりとのびのびとした成長の支援という観点から、全ての子どもを対象とした「ほうかごところ」を平成15年度に所沢小学校で開設しました。
 国が進める「放課後の子どもの居場所づくり」事業に先駆けた独自の政策でした。
 所沢市独自の取組として始まったこの事業は、平成19年度から国の「放課後子どもプラン」に基づく「放課後子ども教室推進事業」として位置づけられ、毎年開設校を増やす中、若狭小学校にも平成21年11月、地域の方々の協力を得て「ほうかごわかさ」が誕生しました。
経緯

社会環境の変化により、子どもが安心して遊んだりできる場所が減少し、最近は地域で子ども達が元気よく遊ぶ姿を目にする機会が減ってきています。遊びは、人とのふれあいを通して思いやりを育てたり、交友を広げたり社会性を身につけたりすることができる大切な活動です。

 「ほうかごわかさ」は、こうした子どもの活動を支援するために、 所沢市で進める「放課後支援事業」の一環として、児童のために小学校の施設を活用し、放課後の遊び、学習等の空間・時間を確保し、児童が豊かな体験ができるよう計画いたしました。

ほうかごわかさの特徴

若狭小《「ほうかごわかさ」》について

 所沢市教育委員会学校教育課が管轄し、「ほうかごところ運営委員会」の企画・計画のもと運営されます。活動日には数名のスタッフが活動場所におります。スタッフは、小学校内の遊び場所の確保と場所の管理をし、危険な遊びをしている子どもや困っている子どもへの声かけ並びに保護者への連絡等を行います。スタッフがお子さんを預かるというようなことではありません。
 また、活動時間帯はスタッフ・ルーム(西側校舎1階「すずかけルーム」室)にて、緊急時の連絡や相談に応じます。スタッフは各活動場所におりますが、不測の事態として怪我などの事故が起きることがあります。その場合、施設の管理に不備がある場合を除き、責任は負いかねますのでご了承ください。

 「ただいま!」と元気よくスタッフルームに来る子に「おかえり!」と迎えるスタッフ。
平成21年度の登録児童数は100名強と少ないスタートでしたが、子どもたち自身が自ら、「ほうかごわかさ」に入りたいと申し出るなど、登録者が増えています。開設から1年と数ヶ月が経ち、みんなで楽しもうという空間が形成されています。
 子どもたちは、教室でさようならをした後、「ほうかごわかさ」にランドセルを背負って来ます。学校で使用するものとは別の上履きを用意すれば、ここに置いて帰ることができます。
 受付で参加カードを提出し、バーコードで入力すると、活動開始時間が記録されます。子どもたちは、自分の名前のついたマグネットを黒板に表示されている活動場所に移します。これにより、誰もが子どもたちの居場所の確認ができ、有効なサインになっています。
 宿題をしてから遊ぶ子、元気に外に出て遊ぶ子と、参加のスタイルは様々ですが、異年齢で遊ぶ、あるいは、異年齢でそこに一緒にいる光景がよく見られます。
 スタッフも、広い校庭では難しいものの、体育館や学習林や室内では、「みんなで一緒にできる遊びをしよう」と声をかけるようにしています。