『北所沢ニュータウン計画』昭和32年2月発表
日本住宅公団は、北所沢に2500戸の住宅都市ニュータウンを建設することにった。この事業は都心から電車で1時間以内の通勤可能地に住宅都市を建設するというもの。(所沢のほか千葉県松戸市、都下日野町などがすでに決定。)『首都圏整備法』に基づく。
〈公団の構想〉
予定地は、北所沢駅西側の山林地帯24万3000坪。
鉄筋コンクリートのテラス式アパート1300戸。
分譲宅地(5万坪)として540戸。
小学校・中央公園・上下水道など公共施設を完備。
民有地にも750戸の住宅を予定。
主要道路は舗装。駅前に商店街。
※勤労者向きの郊外住宅『テラスハウス』
=1階にテラスと台所、2階に寝室。
女神噴水像
公団住宅を上空より望む
(昭和39年)
公団住宅を上空より望む
(昭和39年)
左の写真は昭和39年の新所沢周辺です。この写真からどのようなことが分かりますか。このページの他の写真も参考にしよう。
新所沢の街並みは、昭和34年以降大きな変化を遂げています。その発展のしかたも東口と西口ではずいぶん違うようです。そして今、西口はまた新たな変化をしつつあります。今まであった建物が取り壊され、新たに高層の建物が建てられています。君たちはその変化を目の当たりにしているとても貴重な体験をしているわけです。『新しい街づくり』の様子を記録してみては?将来きっと財産になると思います。
発表
わかりやすい発表の基本は、相手の「目」と「耳」に訴え「心に」入り込むこと。要するに、聞いている相手がわかりやすいように気を配ることが大切です。
@「目」にわかりやすく伝える
OHPで図やグラフを提示する。
パソコンでプレゼンテーションソフトを活用する。これは、本当にいろいろなことができます。
実物を提示する。触っていいものなら触れてもらう。これが一番効果的。(実演販売の世界)
A「耳」にわかりやすく伝える
声の大きさ…そこにいる全ての人がしっかりと聞き取れる声の大きさで。
話の速さ…緊張すると速くなりがち、速くなれば聞き取りにくい。1分間に250字のペースで。
メリハリ…棒読みは伝わらない。わかりやすい言葉で、重要なところは大きくはっきり。
「耳」に伝えるには「目」で伝える…聞いている人の表情(「目」)を見て話す。
北所沢ニュータウン構想図